昔から田舎では特に男の子が望まれていました。その名残として赤ちゃんを男女産み分ける際の数々の迷信(ジンクス)が今でも残されています。
ジャンル別にどのような迷信があるのかをまとめてみました。
食べ物に関しての迷信(ジンクス)
男の子を望む場合
男性は酸性食品、女性はアルカリ性食品を摂取すると良いという迷信があります。
男性側がナトリウム、カリウムを多く摂取すると男の子が生まれやすいと信じられています。食品としてはレバー、卵白、豆乳などが良いとされています。
※男性に良いと言われる物は逆に女性は控えるように言われていました。
女の子を望む場合
男性はアルカリ性食品、女性は酸性食品を摂取すると良いという迷信があります。
男性側がカルシウム、マグネシウムを多く摂取すると女の子が生まれやすいと信じられています。食品としては特に大豆製品、チーズ、牛乳などが良いとされています。
※男性に良いと言われる物は女性は控えるように言われていました。
昔は上記のように信じられていましたが、人間の体は様々な機能によって状態が一定に保たれているのでどれだけ食品によってアルカリ性・酸性に傾けようとしても不可能ということが現在の研究で分かっています。
食べ物での産み分けは栄養が偏るので行わないように指導している病院もある位です。
科学的には根拠が何もない迷信です!
性行為に関しての迷信(ジンクス)
男の子を望む場合
- 偶数日にSEXを行う
- SEX前にワインを飲む
- 深夜12時前にSEXを行う
- 半月の夜にSEXを行う
- 明るい照明でSEXを行う
女の子を望む場合
- 奇数日にSEXを行う
- SEX前にグレープフルーツを飲む
- 深夜12時を過ぎてからSEXを行う
- 満月の夜にSEXを行う
- 暗めの照明でSEXを行う
なぜこのような行動を行うと希望する性別の子供を授かる事ができるかはだれが言い出したのか?迷信の出所はどこなのか?等は謎のままです。
更に行動を起こして希望した子供を授かった場合は「当たった」と喜ばれる程度で決して”確実”ではありません。
風水に関しての迷信(ジンクス)
男の子を望む場合
- 寝室をブルー系にする
- 北向きの部屋でSEXを行う
- 旦那さんのズボンをベッドの右側に吊るす
- 寝室に男の子の写真を貼る
女の子を望む場合
- 寝室をピンク系にする
- 南向きの部屋でSEXを行う
- 旦那さんのズボンをベッドの左側に吊るす
- 寝室に女の子の写真を貼る
風水によって産み分けを行う方法は世界でも浸透しています。
また、日本独特の“おまじない”としては「希望する性別の子供の靴下をクローゼットにしまっておく」という迷信があります。
日本だけでなく世界でも産み分けのジンクスはたくさん存在しているようです。
日本全国に広がる産み分け神社
日本では“神頼み”という昔から信じられている迷信があります。それらは言葉だけではなく神社まで存在しておりかなり現実的なものです。
どの方法も必ず希望の性別の子供を授かれるとは言えませんが、迷信を信じて足を運ぶ人は昔も今も絶える事がありません。
京都府―わら天神
わらで作られた安産の護符があり、そのわらに“節“があれば男の子、なければ女の子が生まれるという言い伝えがあります。
茨城県―高道祖(たかさい)神社
毎年行われる道祖神祭でもちが配られます。もちの形が男性器・女性器の形をしているので産み分けに効力があると言われています。
男の子が欲しい場合には男性器の形のもちを、女の子が欲しい場合には女性器の形のもちを食べると良いと伝えられています。
熊本県―乙姫子安河原観音
拝殿横に河原があり、男の子が欲しい場合は“黒石”を女の子が欲しい場合は“赤石”を拾います。そして拾った石を股に挟んで拝む事で産み分け祈願を行うと効果があると言われています。
まとめ
いかがでしょうか?今回は産み分けに関する迷信を紹介してきました。
どうしても産み分けを行いたい人はできる事ならどんな事でも取り入れたいという気持ちでジンクスや迷信を実行しようとしがちです。
実行することは悪い事ではありませんが、あまりのめり込まず「成功したらもうけもの」位の気持ちで行うと良いのではないでしょうか。